今回の旅の本文を先にこちらからご覧ください。
シドニー空港手荷物預かり
- 第一ターミナルのSmarte Carteをネット予約してエアーズロック1泊2日旅行の間、スーツケースを預かってもらう。(到着エリアと同じフロア)
- 営業時間が夜7時までなので注意。日本への帰りの便は午後9時半発と遅い便だったので少しギャンブルと思ったが利用し、結果的に正解だった。
- ロッカーは24時間営業だが予約不可ということもあり不安で使わず。
(写真はHPから引用)
ウルル_エアーズロック空港
- 小さな空港。タラップを降りて建屋に入ると正面に荷物受け取りターンテーブルがあり、左側に大手チェーンのレンタカーカウンターが3つほど並ぶ。
- 今回は預け荷物が無かったのでそのままレンタカーを借りて出発
- シドニーへの帰りのフライトではジェットスターらしく手荷物預かりカウンターは結構長蛇の列となっていた。預け入れ無しにしたためストレスをとても軽減できた。
- レンタカー返却も簡単なので預け入れを持つ時間がなければ極端な話し1時間前に空港につけばよい感じ。
- 空港には簡単なカフェの他、土産物屋もあるので多少の時間つぶしはできる。
レンタカー
- 今回はハーツで借りた。
- 空港で借りれるが、カウンターは簡素で事前にフライトや到着情報を知らせておく。(事務所はリゾート内にある模様)
- 説明を受けキーをもらったら、表の駐車場で車をピックアップして出発
- レンタカー返却も、指定されたエリアに車を置き、キーを借りた会社のカウンター横にあるキーボックスに入れて終わり(レンタカー会社のボックスは間違えないこと!)
- ガソリン満タン返しだが、リゾート内のスタンドで入れればよい。(他にない)
- 借りた際、下記の地図をくれたがわかりやすく重宝した。
- 上図、左がAyers Rock Resort俯瞰図
- 右下が空港の俯瞰図、緑マーカーの上部分で車をピックアップし、下部分に返却
- ウルルのサンセットポイントやサンライズポイントも明示
- エアーズロックは現地ツアーも充実しているのでレンタカーなしでも旅行は十分可能
- 道は単純で運転しやすいので、思いっきり自由に楽しめるレンタカーはとてもお勧め。ガス欠には注意、なにより飲料水(出発時には常に1L/1人は用意したい)など自然が脅威になることには十分注意し準備は怠らないこと。
国立公園エントリー
- Ayers Rock Resortからウルルに向かうとすぐに公園入口がありチケット売り場がある。(高速道路ゲートのスタイル)事前にインターネットで購入するのがお勧め。そうすれば無人ゲートでスマホのバーコードをかざすとゲートが開いて入れる。
ウルル(エアーズロック)
- アボリジニの聖地として登山は既に禁止となっている。
- 周囲を一周でき昼間のドライブも独特な景観を様々な角度から見られ、自分好みの景観をさがせて楽しい。
- カンジュ渓谷の旧登山口があり、マラウォークという短いトレイルがある。この辺りは洞窟や壁画が見られるので熱い中でも歩く価値あり。
- 日中、赤土の上を歩いていると遠赤外線で焼かれているように熱い!(暑いというより熱いと言いたい)命の危険を本気で感じる。十分な飲料水と日よけ(傘かつば広帽)必須。周囲に人っ子一人いない。
- カンジュ渓谷反対側にあるクニヤウォークを駐車場から望む
- 熱くて散歩は断念
カタジュタ(オルガ岩群)
- もう一つの見どころでウルル(エアーズロック)から50Km、車で40分ほどかかる。
- 道中のドライブは真っ赤な大地や荒野と青い空のコントラストが美しく思い出に残るもの
- ワルパ渓谷では遠くにトレッキングをする人々の姿もあった。写真を見る限り比較的軽装、ただみな帽子はかぶっていた。
エアーズロック・サンセット
- この季節、日没は19時40分、余裕をもって到着したい。
- 観光客は一杯いるが駐車場が一杯にはならない
- 人々は思い思いに夕日を楽しむ。ワインなど持参すると心にのこる機会になる。(日本人として運転者は飲めませんが。。)
エアーズロック・サンライズ
- サンライズポイントには駐車場からトレイルを少し入ったところに見学デッキがある。(昼間の様子を3枚)
- この季節、日の出は午前6時
- 日の出前のグラデーションも言葉を失うほど静かで美しい
- 現地に5時40分頃着いたが既に人がたくさん出ていた。駐車場は停めるのに困るような混雑ではなく、ツアー客も多いと想像。
- 朝は東の空がわずかに明るくなりグラデーションの色合いが変化していく様は本当に美しいので、5時すぎに到着しても全く損はないと感じた。この辺の時間調整が自在にできる点はレンタカー利用の利点
- 陽の加減でエアーズロックは真っ赤に燃え上がる。サンライズでは位置関係でオルガ岩群(カタジュタも同じフレームで見れる)
- 日の出から15分でショーは終わり、人々は三々五々帰っていく。(トレイルを歩く人はこの後すぐに開始するのだと思う)
- エアーズロックの裏側に回ると影から陽の上る様子も美しい。
- 7時に宿に帰るとその後シャワーなど浴びてチェックアウト準備に十分時間を取れる。チェックアウトしてから朝食を食べに向かった。
- 幸せな記憶が残ると思います。。
エアーズロック周辺のハエ
- 今回テトは旅行直前にメルボルン在住者と偶然会話する機会があり、その際に今年のエアーズロックはハエが大発生という情報を得ました。血を吸いに来るわけではなく、水分を取りに汗をかいた顔に群がるとの話。気持ち悪い!
- 日本でも売っている蚊よけネットがとても便利と聞き、あわててアマゾンで購入しました。送料込みで3枚2000円程度(ダイソーだとカタログによれば100円のがあるようですが、季節外れなので店頭に無し、通販はアマゾンが圧倒的に早い)。つば広帽子に装着。これは重宝しました。サンセットやサンライズをネット越しに見るのは微妙ですが、ネットなかったらちょっと気持ちが悪かったです。
- 今年は大発生と言いながら、夏は常に一定数いるようです。
ロスト カメル ホテル(Lost Camel Hotel)
- 空港そばのAyers Rock Resort内の1ホテル、ウルル観光で宿泊する場合、基本このリゾート内のホテルに宿泊することになる。ホテル、レストラン等は一体で経営?
- リゾート内は歩いて行き来できる範囲にホテル、レストラン、キャンプサイト、スーパー、土産物屋、ガソリンスタンドなどがある。空港からレンタカー利用の場合、このガソリンスタンドで給油して空港で返す。
- この時期ホテルをBooking.comで予約するとキャンセル不可だが、ホテルのサイトで予約するとキャンセル可。
- ホテル自体は安めのリゾートホテル風の造り。特に不満はなかった。
- 14時頃チェックインできたが部屋はまだ用意できていなかった。
- ホテル内のチェックイン・カウンターは17時までで、今回18時過ぎに部屋の鍵をピックアップするのに隣のSails in the Resortのカウンターに行く必要があった。少し距離があり注意必要
レストラン①Arngli Restaurant/Mangata Bistro&Bar
- Desert Garden Hotel内のレストラン
- 味は確かでラムのグリルは今回初めて想像していたレベルのものを食べられた。ラムのグリルはコトレットと名前がついていたのでカツ(ウィンナーシュニッツェル)を想像したがカツではなかった。
- 牛ステーキもおいしく、サラダもおしゃれ
- ノンアルカクテルも充実
- 朝は朝食バフェをやっている。一人45ドルと高価だがその価値はあり。贅沢な時間を味わえる。
レストラン②Geckos Cafe
- 比較的遅い時間までやっているのでサンセット見学の後すみやかに滑り込めば夕食にありつける。(遅くまでと言ってもラストオーダー21時と言った感じ、要確認)
- パスタは個人的にはお勧めできない、ピザは試さなかったが見た目おいしそうだった。
日本への往路シドニー空港での預け入れ手荷物
- 基本、預け入れ手荷物の重量制限は1個23kgまでが無料、それ以上は33Kgまで追加料金を取られる。(結構100ドルくらいする)
- シドニーはこれを厳格に運用していて、2人で2個合計で46kg以内でもそのうち1つが23kgオーバーだと追加料金を取られる模様。最近荷物重量を簡単に測る器具が売られているが、気になる人には便利かもしれない。
旅のトラブル_ロストバゲージ
- トラブルの語源はトラベル?と言うほど旅にトラブルはつきもの、むしろ旅の良い思い出として残るものですが、個人的にオーストラリアはなぜかトラブルが多い印象。
- 前回の旅でもシドニー空港がサンダーストームで閉鎖となってホバートからのフライトが遅延し日本へのフライトに乗り継ぎができず一泊した。
- 今回は、シドニーから乗り継いだジェットスターでホバート空港にてロストバゲージ発生。
- ロストバゲージはよくあることだが今回はジェットスターの不手際もあり結局タスマニア3日間スーツケース無しで過ごすことを強いられた。(最終的にジェットスターが信じられなかったのでシドニー空港の第二ターミナルにあるジェットスターの場ゲージサービスカウンターで受け取る)
- 遠因はシドニー空港にANA機が到着した際のゲート故障にある。予定より30分近くゲートに着いたが故障で降りれず最終的にシートベルトを着けなおし滑走路エリアで降りバスでゲートに行くことになる。(生涯初体験)これで1時間半乗り換え時間をロスすることになる。(近くにいたCAに乗り継ぎがあることを申告して、ジェットスターに乗り継ぎの便宜を依頼。あまり効果はなかったかもしれない)
- 国際線の第一ターミナルから国内線の出る第煮ターミナルへは15分おきに出る無料シャトルバスで10分程度かかる。ここでもバスを待たされ時間ロス
- ジェットスターの預け入れ荷物カウンターはとんでもない長蛇の列で途方に暮れたが、無理やり通りかかりのスタッフを捕まえて搭乗予定フライトを言うと、一番奥のカウンターへ行くように言われた。ここでなんとか荷物は預かってもらえた。
- ホバート空港へ到着すると10人から15人がロストバゲージ判明
- テトは今晩ならホバートのホテル、明日だとクレイドルマウンテンのホテルと係に具体的に送り先を指示、荷物が届いたら電話かメールで連絡するといわれる
- 翌朝ホテルに荷物が届いておらず、ジェットスターに電話してもつながらないため空港に行く。(音声通知でたらいまわしされた挙句に切られることが続く)
- 空港のカウンターもまた長蛇の列だったが無理に横から話しかけ手の空いた状況を確認、その結果スーツケースは既にホテルに発送済みとのこと。送り先は確認できないとのこと。(WEBでの追跡もできないと言われた)
- 昼にはロンセストンのワイナリー行かなければならないが、ホテルに再度立ち寄り確認したが未着。再度ホテルマンからジェットスターに電話をしてもらったが、やはりつながらなかった。この後スーツケースが届いたらペッパーズに送るよう言ってもらうことにした。
- 翌朝未明、ジェットスターから荷物があるのでどこに送ればよいのかとメールがはいっていてとまどう。電話をかけて確認しようもない。
- 昼前ペッパーズ・クレイドル・マウンテン・ロッジの受付に確認したが荷物は届いていなかった。念のため受付スタッフから昨晩泊まったホテルの受付に電話で確認してもらったところ、我々が出た後スーツケースが届いたのでペッパーズに送るよう助言したとのこと。
- 念のため、ジェットスターからのメールに返信で、「意味がわからないのですぐに電話しろ」と伝える。
- 12時頃携帯にジェットスターから電話あり初めてまともにコンタクトが取れた。スーツケースはホバート空港にあるのでどこに送ればよいかとのこと
- 今晩の宿がバーニーと伝えタクシーで送れと要求したが、荷物配送は明日になる、タクシー利用はポリシーで認められていないとのこと。押し問答をしばらくしたが埒が明かないのでシドニー空港でピックアップとする。(まんまとしてやられた印象)
- 結局、ジェットスターは何の負担もなく、われわれだけ
- 夏のタスマニアは前回と異なりとても涼しい。特にクレイドル・マウンテンは最高15℃ほど、ユニクロのスーパーライトダウンを1枚持っていたのでとても助かった。
- ホバートでジャケットを、バーニーで下着や靴下などを買い追加出費を強いられた。ジャケットはクレイドル・マウンテンでとても助かった。
教訓
- 1泊分の下着は持っていたので毎夜洗濯して最低限の身だしなみはできた。少し荷物は増えても2泊分くらい機内手荷物に入れるべき?
- 充電用のソケット、コード等は一通り手元にあった方がよい。行く先の案内も必要。ただし電源ソケットに関しては現地仕様のものはとても使い勝手が良かった。
- 女性は基本の化粧セットはないと困る(今回ロストバゲージはテトと奥さんの2人分でBちゃんのスーツケースは確保できたためこの点は助かった)
- 信用の低い航空会社の場合、1泊目で手に入れるのはあきらめ2泊目の宿を送り先指定した方が確実かと思う。