レンタカーで周る岩手県の秘湯巡り3泊4日の旅(盛岡から北上まで)①

国内旅行

岩手県中央部の名だたる温泉9ヶ所をめぐる旅。ほとんど温泉ハントのようでしたが改めて日本の温泉文化の懐の深さを実感する旅でした。
一方で閉鎖となっている宿も散見されます。経営する側の悩みは人手の確保ではないかと思いますが、是非息長く続いてほしいと思います。
(今回各宿湯舟の写真は基本公式ページから引用しています)

今回も長いので2回に分けて投稿します。

1日目

  • 盛岡駅からレンタカーで出発。最後、北上駅で返却(乗り捨て)の予定です。
  • まずは1時間のドライブで八幡平の頂上至近のレストハウス駐車場へ。

  • 短い夏に咲く花にハチが群がっています。

  • 八幡平は曇がちだが景色は最高

  • ここから絶景の中を2km下れば有名な藤七温泉 彩雲荘に到着します。

  • 日帰り入浴大歓迎の雰囲気
  • 「本日空きあります」の看板に心惹かれました。(予約あるので断念)

  • 宿の向かって右側に湯舟がいくつも広がります。
  • 女性は湯あみ着を着た入浴が可とされているので夫婦一緒に気軽に楽しめ有難い。

  • 湯は真っ白な硫黄泉。湯舟の底からそのまま湧き出る新鮮な湯に浸かれます。
  • 広大な自然の中でその恵みを文字通り肌で実感

  • 彩雲荘から本日の宿のある松川温泉へ通じる「樹海ライン」ががけ崩れで通行止めのため、元来た道を戻って宿に向かいます。

  • 日本秘湯の会所属の松川温泉峡雲荘が本日の宿です。
  • 盛岡駅から車で50分ほどの距離ですがぶなの原生林に囲まれ、清浄な空気を胸いっぱいに吸い込むと生き返る心地です。

  • こちらも温泉らしい乳白色の硫黄泉で胸まで浸かると体に染み入ります。
  • 写真の大きめの露天風呂は混浴ですが、別に女性専用の露天風呂も準備されています。
  • 混浴風呂にはタオルや水着着用の入浴は禁止と表示あり。(最近は彩雲荘のように湯あみ着などの着用可のところも増えているので表示があるとわかりやすい)
  • 内湯も簡素ながら濃い温泉をじっくり味わえる極上の湯でした。

  • 夕食は滋味あふれる山の幸をいただきます。
  • 少しの牛肉がほどよいアクセントになっていて味わい深い料理が並んでいました。

  • 川魚刺身3種のうち中央はイトウ。とてもこってりした食感で自然の命をいただいている実感の沸く一品。

2日目

  • 翌朝、あまりにも天気が良いのでチェックアウト後は八幡平を再度訪問

  • 1時間程で一周できる八幡沼一周トレイルを散策

  • 湿地帯のところどころに湧き出る流れもひたすら透明!

  • 草原に続く木道は夢の中に続いているようです。

  • 池に映り込む青空や雲、木々も鮮やか。

  • 珍しい昆虫にも触れあえます。

  • つきなみな表現ですが絵のような風景

  • 何も準備していなかったので1時間の散歩にとどめましたが清浄な空気を沢山吸い、大自然に癒される時間でした。

  • 道を秋田方面に降り八幡平ビジターセンター(八幡平大沼)を訪ねます。
  • センターでは熊の出現状況を確認。(今年は毎日のように現れているとのこと)

  • 沼を一周する散歩ルートも整備されていますが平日のためか人はまばら。沼の風景だけ眺めて終わりにしました。
  • 散策の際は鈴などを付けて熊との遭遇には注意しましょう。

  • 更に道を進みここも名湯として名高い後生掛温泉で日帰り湯を楽しみます。

  • 大浴場は灰白色の硫黄泉で様々なスタイルの湯を楽しめます。
  • テトはメインの浴槽が好みで、硫黄の香りを吸い込みながらじっくり浸かると体も心も癒されます。

  • 2日目の宿、台温泉観光荘にチェックイン(車で1時間半走りました)
  • 駐車場は少し離れた温泉街入口にあります。

  • まずは街歩き
  • 観光荘と泉質の違う日帰り湯、精華の湯に入浴

  • 雰囲気のある木造の建屋でかけ流しの源泉が迎えてくれます。
  • 硫黄を含みながら肌に優しい湯がとても心に染み入ります。

  • 土産物屋や飲食店もない古い湯治場の雰囲気を色濃く残す町並み

  • 一番奥には2008年閉館の花巻パストラルさなぶり荘がそのまま残っています。
  • 他にも閉めた旅館がいくつもあり温泉好きとしては少し寂しい気持ち
  • 温泉街周囲には心霊スポットとして知られる廃墟もあるようですが、いやいや今は熊の方が怖いです。

  • 散策後は旅館の風呂へ
  • 半露天とも言える内風呂2つあり、男女交代制でどちらも楽しめます。
  • 「あつめ」と「ぬるめ」に分かれていますが今日はどちらもぬるめでした。
  • 熱い湯ばかり入っていたのでこれはこれで体が休まります。

  • 夕食は山の幸満載の華やかな御膳。
  • なんでも料理長を置いておらず近所の料理上手の奥様が作っているとか。いやいや達人作と言っても良い、とても味わい深い御膳でした。

  • 半露天付き客室にとまったので食後一休みした後で部屋の温泉に入ります。
  • 窓は完全に開け放つと山の空気が浴室に充満し自然の中で湯あみしているよう。
  • 湯を張ると総檜張りの浴槽から檜の香りが立ち上るのもよい心地。

  • 湯は自分で張る形式をとっており、「湯」の蛇口をひねるとものすごい勢いで70度の湯が出てきます。5分程度でいっぱいに!
  • イメージ湯6に水4くらいで適温。途中確認しながらためましょう。
  • 好みの熱めの湯で日本酒を楽しみながらゆっくり過ごし大満足!
  • 朝の新鮮な空気の中で入る風呂も最高でした。
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